TOP



2023 JRC第7戦 ラリー北海道 観戦記


ラトバラ参戦!

 今回、ラリー北海道にWRCトヨタチームのヤリ・マティ・ラトバラ代表が選手として出場すると聞いていたので、行ってみることにした。本来ならばWEC富士6時間とWRCパワーステージをテレビ観戦するはずであったが、せっかくの地元開催だしと思って、クルマを走らせた。

 しかもWRC4度の世界チャンピオンである、ユハ・カンクネン(まさにレジェンド中のレジェンド)と、モリゾウこと豊田章男会長もデモランをするらしいので、チケットは買ってないけど見れたらいいなと思っていた。




ラトバラ選手が乗るGRヤリス RALLY2




1日目(LEG1観戦)

 あまり期待はしていなかったが、とりあえず行ってみた。帯広に着いて、北愛国のサービスパークに向かう頃、雨が降ってきた。サービスパークは入場無料、しかも隣接して駐車場もあるので、すごく楽。カンクネンとモリゾウがデモランする池田のスーパーSSのチケットをゲット。

 グッズ売り場には2006,2007,2008年のラリープレートがあった。行ったイベントだけど、当時は買ってないので買う。一つ目の収穫。で、展示スペースにはヤリスWRC。2017年にトヨタがヤリスWRCで復帰してからというもの、レプリカさえも見ることなくRALLY1に移行したため、1度も目にすることはなかったヤリスWRCを見ることができた。これが二つめの収穫。

 一旦、サービスパークを離れ、市内の柳月でお菓子を買ってから、夕方のサービスを見るために戻る。トヨタチームの前は報道陣がけっこういたし、ファンも集まってきた。さすがラトバラが出場とあって、注目度も高い。雨が降り続いていたので、持参したGRの傘にサインもらえるかは微妙。

 ほどなくしてラトバラのGRヤリスRALLY2が戻ってきた。この日は全SSでトップタイム。2位の勝田選手に1分52秒も差を付けている。サービスが終わり、マシンが出る前、奇跡的に雨は小降りになり、傘にサインをもらえた。念願のラトバラ代表のサイン。うれしい。三つ目の収穫である。



2日目(LEG2観戦)

 日曜朝の池田スーパーSSの前に、カンクネンとモリゾウのデモランがあるので、早めにステージに向かう。ステージとなる野球場は前日の雨でかなりぬかるんでいたため、走りは迫力に欠けたが、全体を見渡せることができ、なかなかいいところであった。デモランはRALLY1だけかと思ったら、ヤリスWRCもだった。動くヤリスWRCを見ることができるとは思わなかったので、これは良かった。四つ目の収穫。

 で、SSはというと、やはりラトバラはすごい。マシンの動きがいつもテレビで見ているような動き。トップ選手のそれである。ドライだったらもっと迫力あったのにな。でも、路面が徐々に良くなって、結局、後続のマシンがトップタイムだったらしい。




デモランのヤリスRALLY1


デモランのヤリスWRC



WRC通算18勝のラトバラ選手


世界の新井敏弘も、ラトバラの前に霞んだかな


 池田のスーパーSS観戦後は、道の駅とか寄ったりしてからサービスパークに戻る。天気が良くなって暑い。とりあえずトヨタチームの前に陣取る。そしたらなんとユハ・カンクネンが来てサインをしているではないか。すぐにサインをもらいに行く。まさかのサプライズ。五つ目の収穫である。

 で、ラトバラ選手の凱旋。2位の勝田選手に2分16秒の差を付けての圧勝。。モリゾウこと豊田章男会長も駆けつけている。メディアが多くいてなかなか見れなかったが、その後、ファンが撮影しやすいように並んでくれたり、ファンをバックに記念写真とかもあって、かなりなサービス。

 そしてモリゾウがサインし始めた。すごい人だかりだったが、なんとかモリゾウからサインをもらえた。こんなチャンスはめったにないので、本当にラッキーだった。六つ目の収穫。それにしても章男会長はオーラがすごかった。感動したよ。

 表彰式前には、停めてあるマシンを撮影しながら、ユホ・ハンニネンからもサインをもらい、七つ目の収穫。ラリー北海道ならではの緩さで、次々と大物からサインをもらえた。これがラリージャパンだとこうはいかない。人も多く、まず不可能だろう。期待していなかったラリー北海道であったが、行ってよかった。




章男会長、全日本ラリーを盛り上げてくれてありがとう。


 ラリー北海道、かなり楽しんだ。やはりラリーは素晴らしいスポーツだと思う。
 当日は、WRCギリシャ、WEC富士6時間も開催されていたのにも関わらず、北海道に来た章男会長。でも両選手権とも1−2フィニッシュで終えて、素晴らしい結果となりました。

 さて、ラリージャパン観戦、今年はどうなるかな?







TOP