TOP



2018 WEC第4戦 富士6時間耐久レース 観戦記


TOYOTA GAZOO Racing 2018年ル・マン24時間優勝おめでとうございます !!


 1992年のTS010から四半世紀以上ずっと応援し続けてきたけど、2018年のル・マンでようやく勝てた。JSPORTSの生中継をほとんど見て、感動よりもとにかくホっとしたというか力が抜けた。2年前はゴール後1時間くらい頭真っ白だったけど。

 ライバルが不在とか、そういうの関係ないと思うよ。24時間走りきるだけでも大変なこと。本当に心からおめでとうと言いたい。

 ル・マンを走ることはとても大変なことだと思う。片側1車線で普段は公道として使われている夜のユーノディエールをクラス違いのマシンを次々パスしながら340km/h以上のスピードで走るなんて普通に考えたらとても信じられないよ。

 で、今回の富士はトヨタにとって凱旋レースなので、ル・マン優勝のあとすぐにチケットを取った。まあやっぱりポルシェがいないのは少し寂しいけどね。



TOYOTA TS050 HYBRID



優勝トロフィー




アルピーヌ


 今回の富士で、アルピーヌA110が展示されていた。あのWRCを席巻したアルプスの王者、アルピーヌA110の新型が見れるなんてラッキー。LMP2クラスでアルピーヌが出場してるので、その関係で展示してるんだよね。

 はっきり言ってカッコいいです。憧れですね。



NEW  アルピーヌA110



アルピーヌ36号車



6時間耐久レース決勝


 前日の予選日、13時50分頃にサーキットに入ったので、何とかLMPクラスの予選に間に合った。予選はトヨタの1−2だったんだけど、そのあとのトークショーで可夢偉が予選失格になったっぽいことを言っていた。みんな「え〜」って感じ。何でもロペスのピットレーンでのスピード違反で7号車が失格だったみたい。やってくれちゃうよ。(笑)

 決勝日はピット・ウォークから始まる。特に目的はあるわけじゃないけど、うちの奥さんはJ・バトンとかA・ロッテラーとかF・アロンソとか、なんかいっぱいスマホで撮ってた。今年は天気に恵まれるかなと思ったけど、なんか雨っぽい。でも霧がないだけでもいいよ。雨も止むらしいし。

 スタート時もやっぱり雨降ってた。30分程メインスタンドで見てから、歩いてTGRコーナーで見る。でも観戦場所に着いたら、すぐにセーフティーカーが入った。その間レべリオン3号車がスピンしたり。なので焼きそば買いに戻ったんだけど、そしたらSC解除になった。タイミングが悪い。



天気も回復、コースも徐々にドライに。



 次はコカ・コーラ・コーナーあたりで観戦する。双眼鏡でマシンを追いながら見たり、動画を撮ってみたり。カメラがいいやつじゃないし、アップできれいには撮れない。もっともいいカメラがあっても、速く走るレースカーの写真を撮るのは難しいよ。

 そのあと100Rのところで見たりとか、ヘアピンの方まで歩いたけど、結局またコカ・コーラ・コーナーに戻ってきて、そこでまたしばらく観戦する。これでもサーキットの半分程度しか歩いていない。けっこういい運動になるよ。考えてみたらこのぐらいの天気がちょうどいいんだよね。これで快晴だったら、目も疲れるし日焼けもするよね。





この1周後に7号車か8号車のどちらかがピットインした.。




トヨタ8号車。この時は多分アロンソだったと思う。



 今年は赤旗中断もなく最後までレースを楽しめた。そして勝ったのは久々の7号車。良かったね。今のLMP1は再来年のル・マンまで。実にもったいない。来年来れるかどうかわからないし、TS050はこれで見納めになるかも。

 そういえばポルシェの919ハイブリッドはエボリューションモデルがニュルのコースレコード出したり、ワールドツアーしたり、やることがカッコいいよね。トヨタだと、まだまだそこまで出来るような感じじゃないかな。




トヨタ7号車、久々の優勝。




 11月に開催されるTGRフェスティバルでル・マン優勝車である8号車が凱旋走行するらしい。見たかったな。
 でもそのあとMEGAWEBで展示されるみたい。

 例によって帰りは河口湖から青森まで走り、フェリーに乗って北海道まで帰る。16時間の耐久レースである。(笑)






TOP