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1998 French Blue Meeting
フランス車乗りなら、誰もが一度は行って見たいと思うイベントが、フレンチ・ブルー・ミーティング(以下FBM)でしょう。場所は長野県にある車山高原スキー場。ここになんと1000台以上ものフランス車が集まるんですねえ。会場はルノー、プジョー、シトロエンでいっぱいです。そのFBMに98年、初めて参加しました。 |
この年は、大型台風がせまってきていて、現地に着いてもちゃんと開催されているのかどうかわからないという状況でしたが、ここであきらめるとまた1年待つことになるので、台風に向かってでも走ることにしました。災害に巻き込まれるかも知れないのに、無茶なことです。 函館〜青森間は津軽海峡を渡るため、フェリーの時間で全体の予定は決まります。深夜の船で行くと時間的には余裕ができますが、体力的にきついので、朝の8時40分発にしました。 |
2泊3日の日程のため、FBM当日を除けば移動日は行き帰りそれぞれ1日だけという、ちょっと強行なスケジュールですが、トラブルさえなければなんとか行って帰って来れます。 ルートは東北自動車道を南下し、群馬県の館林ICから国道354号線を通って、藤岡ICから上信越自動車道に入り、長野県の東部湯の丸ICでおりるというものです。途中の一般道がちょっと時間掛かるかなというところですね。 青森ICを11時20分に出ました。だいたい2時間ごとに休憩をとりながら走るというカンジで順調にきていましたが、宮城県に入るあたりから雨が降ってきました。雨だと飛ばせないし、目もつかれるのでちょっと時間がかかりましたが、なんとか19時20分、館林ICに着きました。ここからの一般道は館林ICから藤岡ICまで直線距離で50キロ位なのですが、おそらく2時間位かかるはずです。案の定、国道354号線は道幅も狭く、交通量も多かったので2時間近くかかりました。 藤岡ICを出たのは21時10分。横川SAで休憩、疲れはピークに達していました。雨と霧の中、急勾配を登って、やっと長野県に入りました。東部湯の丸IC着、22時20分。家を出てから16時間でした。 |
FBM当日、白樺湖畔に着くと、そこにはもうルノー5やルーテシア、プジョー205、シトロエンBXなどがいました。会場には台風のあとにもかかわらず1,300台ものフランス車が集まりました。 |
車山高原 |
私のクルマです |
メイン会場 |
すごいっす〜。来てよかった。これだけのフランス車を1度に見れるなんて、もうサイコーっす。 |
RacingTechnicやAUTO jumbleに載っていましたね |
504と505、このフツーっぽいところがプジョーのよさです |
アルピーヌA110、小さいですよね |
タルボ・マトラ・ムレーナ初めて見ました |
その他、気になったクルマはというと、ルノー21、5Turbo、シトロエンCXといったところでしょうか。中古のホイール(205GTi純正)もゲットしたし、福袋も買いました。 |
帰りですが、館林まで走り、そこで1泊。途中藤岡で迷ってしまいました。この辺1度迷ったら簡単に元に戻れなくてさすがにちょっとアセった。道には迷わない方なんだけど。 月曜日は館林ICを9時10分に出ました。帰りは天気もよかったしラクでした。16時に青森IC着。17時のフェリーに乗り、函館には20時40分着。 本州の高速道路を走ってみて、北海道の高速とは少し違うような気がしました。北海道だと目的地によっては高速より一般道の方が早い場合もあり、どうしてもバイパス的な感覚で使ってしまいます。距離も短いしね。しかも高速料金が高いので着く時間が同じならだいたい一般道を使います。 けど本州は違いました。高速道路でなければ効率よく長距離移動出来ないから、どうしても使わなきゃならない。しかも交通量も多いしサービスエリアは客であふれかえってる。なんか「旅してる」ってカンジ。その辺が北海道と感覚が違うのかな。 |
ところで、クルマで長距離を移動するのに、なぜこんなに高いお金を支払わなければならないのでしょう。ちょっと行って帰って来るのに宿泊費込みで10万。 これじゃ誰もクルマで遠出なんかしないと思います。日本の交通事情に疑問を感じるところですね。 |
フェリー往復 36,400円 高速料金往復 29,800円 有料道路 580円 ガソリン代 14,960円 計 81,740円 |
とにかく初めてのフレンチ・ブルー・ミーティング、感激しました。行き帰りの道中もまた楽しいものでした。 来年も行くぞー。 |
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