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 ■2001年8月 海を見ながら北海道を走る
   えりも岬〜納沙布岬〜宗谷岬  

 笹目二朗氏のように1ヶ月かけてヨーロッパの海岸線をシトロエン・エグザンティアで走ることに比べたらスケールの小さいドライブではあるが、プジョー405で北海道の海沿いをちょっと走ってみたくなった。1周とまではいかないが3/4周といったところでしょうか。それでも2,000キロ以上のドライブになります。
 


知床連山を望む




 世の中には海を見ていなければ息苦しくなるようなひともいて、実はうちのカミさんもそんなひとりでした。内陸をドライブしていると息苦しくなるとか言ってます。で、「ずっと海を見ながら走るんなら文句ねーべ?」ってなことでこの企画がはじまったわけです。実はもうひとつ理由があって、大きな声では言えないのですが、405を手放すつもりでいたので、まあ「最後のドライブ」みたいな思いもあったのです。これは結局405のすごさを改めて思い知らされたので「やっぱり乗り続けるか・・・」ということになるのですが。





 今回は苫小牧から小樽までが一応メインのルートです。道南は行き尽くしているので今回は行きませんでした。だから完全な一周ではないんですね。金曜の夜、出発です。ガソリン満タンにしてタイヤの空気圧も見る。とりあえずは快適なスタート。




午前9時、襟裳岬到着。
こんなに天気に恵まれるとは。でも風が強い。

浦幌町に入る。

霧多布岬。


十勝川河口橋にて。素晴らしい道。


 それにしてもクルマの調子がいい。というよりいつもと違う。普段は動きもカタく、あちこちキシミ音が出て、いかにも程度悪そうな感じだけど、やっぱりちゃんと走らせるとよくなる。エンジンも軽く回るし乗り心地もよくなってる。クルマ全体が軽くしなやかになってるって感じ。これほど表情が一変するとは思わなかった。


 気持ちのいい道路をプジョーで走るのは最高。うちの405もまだまだ捨てたもんじゃないな。これだけの走りが出来るなんて。昼前には釧路に着いたので今日の宿泊は根室である。釧路からは国道をはずれ、太平洋シーサイドラインを走る。途中、琵琶瀬展望台、霧多布岬、花咲岬を見る。



北方領土は目と鼻の先でした。

納沙布岬灯台。北海道で最初の灯台らしい。

道道950号線は野付半島起点です。

地理的には砂州だけど、ちゃんとした陸地だったので意外。


 405の調子は相変わらずよい。朝、始動直後はカタいが、5分も走れば元に戻る。天気はよいが気温は低いので快適。エアコンつけなくてもいいし。今日の予定は納沙布岬、野付半島、知床横断道路です。
国後島と羅臼岳を見ながら登る。途中、鹿が道路を横断していた。


 ここまで全行程の半分ぐらいだと思うけど、燃費は平均12キロぐらい。道南と比べてヨーロッパ車の台数が少ないように思える。ゴルフやBMWをたまに見る程度で、イタフラ車は本当に見ない。この時期の道東は道外ナンバーの宝庫だ。東北から九州まであらゆるナンバーの車を見た。みんな北海道の道路を走りたいんだなあ。




知床横断道路。

国後島。

知床峠と羅臼岳。

能取岬。


 3日目はオホーツク海を見ながら。今日は暑い。30度はありそう。紋別までのんびりと来たので、宗谷岬までノンストップで走る。これといって見るところはない。



 猿払を過ぎるといよいよ最果ての雰囲気。ここでとんでもない事件が・・・。宗谷岬の手前、丘陵地帯を走っているとき、2台のトラックを追い越したところ、少し先を走っていたトラックの下からくさび型の鉄くずが突然現れた。しかも立っていた。かなりのスピードだったので避けきれず突っ込んだら車体の下を打ちながら後ろを過ぎていった。下手すりゃオイル撒き散らしかタイベル破損かというところだったが、何事もないようだった。岬に着いて下回りを見たが、とりあえず漏れているものはないようだ。フロントスポイラーも逝ったかと思ったが、ナンバーにキズがついていただけだった。宗谷岬では「夕方Don!Don!」の中継をやっていたので見てしまう。


 4日目は稚内から出発。サロベツ原野を抜け、日本海オロロンラインを南下する。台風接近のためそのまま熊石まで帰る。今日は30度近くあって暑かった。家に着いたら雨が降ってきた。




サロベツ原野。利尻富士もちょっと見えるんですが・・・。



最北端、宗谷岬。

onちゃん。

ドーム型防波堤。

かつては陸の孤島といわれた雄冬。


 結局は「岬めぐり」になりました。訪れた岬は「襟裳岬」、「霧多布岬」、「花咲岬」、「納沙布岬」、「能取岬」、「日ノ出岬」、「宗谷岬」、「ノシャップ岬」、「黄金岬」、「雄冬岬」。


 やはりプジョー405は素晴らしいクルマでした。それを再確認できただけでもよかったのかも知れません。


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